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エッセイ

私が携わった舞台の感想や、たまにはプライベートな事もお知らせできたらと思います。
森田 真希


秋・・・

2008/09/12

振り返れば前回のこのメッセージは4月に更新されていました・・・
今はもう9月。その間何をそんなに忙しくしていたのかと思いますが、実際夏はバレエ!バレエ!バレエ!で忙しくしていました。

7月には全舞連の舞踊ゼミナールという公演にキミホ作品で参加させて頂き、日本舞踊・現代舞踊・児童舞踊の方々と同じ舞台に立つ機会がありました。
普段バレエの世界のみにいる私達にとっては、他のジャンルの先生やダンサーと触れ合う、良い経験の場となりました。

そして、8月も最後の日曜日。岸辺バレエスタジオの第21回発表会がありました。
今年は白鳥の湖第3幕の黒鳥オディールと、キミホ作品は、今年3月に札幌でユニット キミホが上演した「AGUA」という作品を踊らせていただきました。
黒鳥を初めて踊ったのは多分10年前ぐらい。それからも何回か踊りましたが、今年また踊る機会に恵まれれるとは思っていなかったので、色々不安な面もありました。
体力やテクニカルな部分でも大丈夫かなぁという不安が常によぎり、それを克服するためにもレッスン量を増やしたり出来る限りのメンテナンスを行って本番に挑みました。
パートナーには齋藤拓さん、2幕オデットには言わずと知れたキミホです。この2人には本当に助けられました。
キミホは本当に精神力が強いんです。しんどいなぁ・・って思う時も、キミホが傍で頑張っている姿を見ると私もへこたれてちゃいけないんだ!と元気をもらえるんです。
後日この話をキミホもしていました。同じ事を、口にはしなくても考えていたんだなぁと思ったら泣きそうでした。

実は岸辺の発表会の1週間後、教え先の妙典バレエスタジオが発表会で、私は大人の生徒さんに振付をして、自分はパートナーを代えて黒鳥をまた踊らなくてはなりませんでした。
なので、岸辺の発表会が終わっても気が休まるどころか、課題山積の黒鳥を1週間でどうするか。そればかり考えていました。
妙典ではスターダンサーズバレエ団の福原大介君と踊りました。今回始めましてでしたが、私がバレエを始めたスタジオに福原君もいたことがあって、先輩後輩だったんです。
とても素敵なダンサーで将来がまだまだ楽しみな福原君。
今回は3回しかリハーサルをしていなかったですが、そんな中でも2人協力して創り上げる事が出来たと思います。
大人の生徒さん達も緊張はしていましたが、最後まで精一杯踊ってくれました。
本当にありがとう☆
そして、何よりも嬉しかった事!!
妙典の発表会には、母とキミホが駆けつけてくれました。皆疲れているのに嬉しかったです。
相変わらずハラハラさせたと思いますが、さすがの私も2週連続舞台だと慣れるみたいで、1回目よりは落ち着いていたと思います。

さて、11月に3舞台・4作品というスケジュールが待っています。
実際岸辺の発表会の次の日から溜まっていたリハーサル巡りが始まっていたのですが、妙典の発表会も終わりいよいよ本格的に始動です。
5、6年振りに1日何ヶ所もリハーサルを掛け持ちする毎日ですが、お仕事があるのはダンサー冥利に尽きるというもの。
精一杯踊りますので、お時間があれば是非会場に足をお運びください。
詳細はスケジュールのページにアップさせていただきます☆





  


ラ ダンス コントラステ&タンゴ ショウ

2008/04/21

最近あまりにも身体がしんどくて、治療に行く時間もないなぁと思い、今年の手帳を振り返ってみました。
・・・!?すると今年に入ってから3日しかオフがないじゃないですか!!
しかもそのうちの1日は1月1日でした。元旦は普通みんなオフよね・・・
そりゃ疲れてても当然だわ。時間に追われてるとは思ったけどこんなにもバタバタしていたとは。
その事にすら気付かなかった・・・

今月はラ ダンス コントラステの公演が8日9日にあって、19日にはタンゴのショウで踊りました。

今回のコントラステは中原麻里さんが振付家デビューをして、私は麻里さんの作品を踊らせていただきました。
一昨年の武蔵野シティバレエで麻里さんの作品を踊って以来、2度目の中原作品です。
時をテーマにして麻里さんならではの空間を創り出しました。

今回は舞台の上に紙が降ってきたのですが、黒で細く切った紙が私の上のみにこれでもか!!と言うほど降りました。
まるで乾燥したワカメのようで、お湯で戻りそうな紙でした。
あまりにもたくさん降るので、だんだん可笑しくなってきちゃって、ゲネの時なんて噴出しちゃいました^ ^
コントやってる気分になって、最後にはタライが降ってくるんじゃない?なんてみんなで笑ってました。

そして、コントラステから10日後、タンゴのショウで踊りました。
ソシアルのパーティーはお客様ととても近い距離で踊らなくてはならないんです。
しかも今回はディナー付なので、フロアの周りは結婚式のように丸いテーブルが取り囲んでいました。
目黒雅叙園の宴会場で行われたんですが、この日朝から2つ教えをして、目黒に向かいました。
最初にドアを開けて中を見た瞬間、またドアを閉めて帰りたくなりました> <
こういう空間で踊った事はなくて、床は滑るし、狭いし周りにはご飯を食べるお客様・・・おまけに私は全く違うジャンルのダンサーの中でたった1人・・・
心細かったというのもありますし、本当にここで踊れるのかなぁと心配になりました。
着いてすぐリハーサルをしなくてはなりませんし、夜の9時には本番をしなくてはなりません。
この日私にはもう一つの不安がありました。本番の週の水曜日に足首を捻挫、木曜日にギックリ背中をして、土曜日が本番。当日は痛み止めを飲み続けてなんとか身体を動かせるといった状態でした。
まぁ逃げて帰るわけにもいかないので、円卓の隙間で、用意してあるグラスとかを倒さないようにしながら、アップをしてリハーサルに臨みました。
確かに床は滑るし、硬いし、狭かったですがなんとなくこの普段にない感覚が楽しくなってきました。
日ごろ接することの無いダンサー達の踊りに刺激されますし、来た時の不安は消え、このショウを楽しめるなと確信しました。
いよいよ本番、プロのデモンストレーションは夜の9時からでしたが、先に踊ったソシアルのダンサー達が、さっきより床滑るよーなんて言いながら戻ってきます。
あーぁ・・と思いましたが、まぁ転ばなければいいだろう。ぐらいの開き直りで踊ってきました。
これが本当に良く滑りましたが、グラグラの足元を顔でカバーして4分間踊りきりました。
今までも色んな環境の舞台で踊ってきましたが、3本の指に入るぐらい過酷な状況でした。
でも終わってみればこれも良い経験。楽しかったですし、新たな出会いも嬉しいことです。
また機会があればやりたいなと思いました。次は床にもあまりビビらなくなるかな・・・

後日談ですが、背中は相変わらず痛くて、おまけに終わったとたんに熱出しました・・・
疲れがどーっと出るとはこの事を言うんだなと思う今日この頃です・・・

  


札幌&ヘアショウ

2008/03/11

3月2日に東京を発って、昨日10日に戻って来ました。
行った先は札幌です。
札幌の南にある芸術の森でキミホ作品を踊って来ました。
今回は6人のダンサーと共に約9日間、共同生活をしながら現地でリハーサルをして、2回の本番をしてきました。
芸術の森は設備の整ったスタジオや今回本番をしたアリーナ、そして私達が宿泊していたアトリエと呼ばれるロッジなどがあります。
メンバーは、上野天志君・吉本真悟君・菊池いつかさん・西田佑子さん・キミホに私の6人でした。
今回の作品は「AGUA」という題名で、1時間を6人で踊る大作でした。映像とのコラボレーション作品で現地に行ってからもリハーサルに時間がかかりましたが、評判も良く楽しい時間でした。
舞台は2階建てになっていて、床も壁も前面白!壁や床にも映像を当て、まるで海の中にいるような景色でした。
東京から先生やスタジオの仲間も来てくれて心強かったです。
また札幌でやれたらいいなぁと思いました。
私は15年位前に芸術の森で行われているバレエセミナーに参加したことがあって、その時にお世話になった方もいらしてくださったり!!覚えていてくれたこと本当に嬉しかったです。

そして、本番の次の日、羽田に着いてそのまま国際フォーラムに直行でした。
帰って来た次の日に国際フォーラムで行われたヘアショウに出演する為です。
さすがに疲れが溜まっていて羽田に着いた時には口もきけないぐらいでした。
ヘアショウの依頼は札幌に行く直前だった為リハーサルは3回しかしていません・・・
回らない頭を必死に使ってリハーサルをこなし、久し振りに自宅に帰ってバタンキュー
翌日また早起きをしてなんとか本番を終えることができました。

さて4月も本番が二つあります。札幌に行っていてリハーサルもしばらくしていなかったので明日からまたリハーサルです。

人との出会い。
とても素晴らしいですよね?
日々そう思いながら踊っています。



  


浜松にて

2008/01/28

昨日、浜松にて本番がありました。
私の今年最初の舞台でした。今年は3月にも札幌で本番があったり、なんだか地方が多い1年です。

今回の浜松で行った舞台は、世界的マリンビストの安倍圭子さんを中心に、オーケストラ、合唱、シンセサイザー、マリンバアンサンブル、太鼓隊、お香の先生そしてバレエというとても規模の大きな舞台でした。
初めて合わせるのが本番の前の日でなかなか大変でしたが、お客様も満員に近い状態でとても楽しんで頂けたようです。
やはり、すべてが生の物なので観ていたお客様の心に響くものがあったのかもしれません。
浜松のアクトシティという素晴らしい劇場でやれたことは出演者にとっても有意義なものでした。
普段は他のジャンルの方とはなかなか接する機会がありませんが、今回良い出会いに恵まれたことも大きな収穫でした。

この舞台はマリンバを軸とする総合芸術でしたので、普段踊りが中心の舞台をやっている私達にとって難しい部分や、自分の踊りと音楽をマッチさせるのに時間がかかりましたし、実際舞台の上で生の音を聴くとそれまで聴いていたものと全く違って聴こえてきたりしました。
ゲネプロの時には何箇所か出とちったり、間違えたりもしていました・・・
本番は集中力をフルに使って、ミスのないように気を付けました。

2月は舞台がありませんが、3月には札幌で舞台をやります。
今度は映像とのコラボレーションもあり、また新たな出会いがありそうです★


  


2008年開始

2008/01/12

ユニットの公演が10月末に終わり、12月26日青山劇場にてダンスノエルの本番が終わって、私の2007年の舞台が終わりました。
その後も年明けにある舞台のリハーサルがあった為、30日までリハーサルをして、新年は2日からリハーサルを再開しました。

今月27日に浜松アクトシティで「龍神」という舞台をやります。
マリンバとオケと歌とバレエが一緒になる、規模の大きい公演になるはずです。
残念ながら東京ではないので見ていただく可能性が低いのですが、お近くにお住まいの方は是非足をお運び下さい。
ちなみに私は悪役の狩人さんです・・・
一緒に主役を踊るあゆ子は皇子役で、あゆ子曰く性格の悪い狩人さんは私にぴったりの役だそうです!!

そして今もう一つリハーサルをしているのですが、私の最愛の姉キミホ ハルバート振付の作品を、札幌芸術の森特設アリーナにて3月8日、9日に行います。
今回は6人のダンサーと共に約1時間の作品で、キミホにとっては初の大作になる予定です。
参加ダンサーは、菊池いつかさん・西田佑子さん・上野天志くん・吉本真悟くんそしてキミホと私です。
1週間前から札幌入りをして、現地で舞台リハーサルを何回もしてから本番に臨みます。
普段東京ではこんなにゆったりと時間を取って最終の詰めの作業は出来ないので、今から楽しみです。
それに、ダンサー達は同じロッジに合宿のように寝泊りしながらなので、なんだか修学旅行のようになりそうです☆

気が付けば1月ももうすぐ半ば・・・私の手帳はすでにぎっしり・・・
でも今年は踊りまくる1年にすると決めたので、可能な限り踊りに時間を費やすつもりです。
今年はユニットの公演は出来そうにありませんが、来年実現出来るように春ぐらいまでには計画を具現化しようと思っています。

これからもUNIT SEEK共々宜しくお願い致します!


  


夏終了・・・

2007/09/08

7月の佐多公演ののち、約2ヶ月に渡って岸辺バレエの発表会に時間と身体を費やしてきました。
毎年毎年思うことですが、1年の中でこの時期が一番しんどい時期です。
特に今年は猛暑だったせいもあり、完全に夏バテになりました。幸い発表会の週は曇り空で涼しかったので体力も食欲も落ち着きましたが、8月中盤までは真剣にどうしようかなぁ・・・と思いました。

今年の発表会は私にとって15回目でした。
継続は力なりなのか、早く若い世代に主役を譲るべきなのかいつも葛藤しますが、今回は3年前に踊ったバヤデール2幕のガムザッティをやりました。
3年前にもキミホがニキヤ、私がガムザッティというキャストで行ったのですが、終わった後に、3年後にもう一度やろうね!なんて笑っていました。
そして何の巡り会わせか今年は3年後・・・
本当に演目がバヤデールになってしまったではありませんか。
そりゃぁ3年後にやれたらいいねとは言っていましたが、正直ガムザッティはジャンプが多い踊りで、体力的に3年前でもしんどかったのを思い出します。
周りの子達は若いのに自分は確実に3歳年を取りました。そんなのをリハーサルの早い段階から認識させられていました。
もちろん一度目よりは二度目とアプローチの仕方を変えて挑みたい部分などもありましたし、全てがネガティブだったわけではありませんが、あまりにも前回の時と比べてしまう自分がいて、日々葛藤でした。
やはり本番が近づくにつれ、しんどさの恐怖と戦う毎日になりました。
踊るのは嫌なわけではないのに、あのつらさや最後まで正気で踊りきれるかという恐怖ばかりが先に立ちました。
前日のゲネの日は案の定地獄を見たという表現に近い感覚を覚え、益々恐怖を感じつつ、反面、大好きな舞台の上に来たんだから後は何が何でもやるしかないという思いにもなりました。

そして、今回のキミホ作品は、シェイクスピアの真夏の夜の夢でした。
昨年ある劇団でこの作品のお仕事をさせていただいた事もあり、とてもとても楽しい作品でした。
私の役はヘレナで、いつも強くて怖いキャラクターを踊ることの多い私にとってはコミカルなヘレナを新鮮な気持ちで踊ることが出来ました。
2部の最後に真夏を踊り、10分休憩を挟んでバヤデール2幕。
真夏をやっている時は袖で、まだ大丈夫、まだ大丈夫とそればかり自分に言い聞かせていました。
実際、創作作品で今日の発表会が終われば最高なのになぁ・・とそんなことばっかり考えていましたけど。

創作から大急ぎで着替えをして、バレリーナに変身です。バヤデールの幕が開くまでのほんの数分間に舞台の上で緊張か、恐怖か分かりませんが涙が溢れ出してきました。
今更泣いてる場合じゃありませんが、自分のコントロールの外で涙が流れました。
出る直前。袖でやれる、やれるを何十回も繰り返して舞台の上へ。
出来はお客様に判断していただくとしても、私自身としては力みが無く、力を抜いて踊れたことが良い結果になりました。
そして今回すごい初体験をしました。バヤデールを踊っていて、本番では割りと早い段階で足に限界を感じました。
登場から、ゆっくりとしたアダージオ、一人で踊るヴァリエーション、そして最後の総踊りコーダへと向かうわけですが、途中から限界を超えて身体が楽になったんです!
こんな体験初めてで、踊りながら驚きました。マラソンの選手が後半限界を超えると楽になるというのを聞いたことがありますが、そんな体験をしてしまいました。
今までもうダメだ・・って思っていたのはまだまだで、その先があったんだなぁ・・・

もうこれで最後にしようと毎回思うのですが、踊れるうちに踊らないでどうするのと先輩方に言われたり、今回はそういう事を痛いほど考えさせられる舞台でした。

次ぎは10月の自主公演。
頭を切り替えて、やりたいことを思いっきり吐き出したいと思います。

発表会終わってすぐに、夏休み取っちゃいました。
ダラダラ、グダグダしながら最高でした。
つい1週間前に死にそうな思いをしていたのが嘘みたいです^^

  


佐多公演終了・・・

2007/07/10

皆さん、こんばんは。
長らくご無沙汰してしまいましたが、先週佐多公演が終了しました。
北千住まで足を運んで頂いた方には感謝致します。
ありがとうございました。

今回の佐多公演、ちょっとした!?ハプニングが続きました。
私が出ていた作品「a fig leaf」の出演者が本番1週間前のスタッフ下見の最中に骨折・・・・
この作品全6曲だったのですが、うまい具合にというか、うまくない具合に怪我をなさった方のカバーに私が抜擢!!!されてしまいました。
別に覚えが早いからでも、踊りが上手だからでもなく、たまたまそのパートの時に体が空いていたからなんですが、それまで割りと平和にリハーサルをしていた私にとっては大変な事態となりました。
だって、それまで全く無縁でいたパートを丸々覚えなきゃならなくなってしまったのですから。
日数的には1週間ですが、実質リハーサルが出来るのは5日ぐらい。ゲネや本番の日のゲネを入れても7回出来れば良い方です。
突然私にスイッチが入り、寸暇を惜しんで振りを覚え、音を覚え、周りと合わせるという作業をしました。このパートは私を含め4人なんですが、私に付き合わせれて3人は何回も何回もこの曲を練習する羽目になってしまいました。
たった2分程のパートですが、舞台に載せれるようになるにはちょっとやそっとでは無理です。まして古典の決まった振付ではないので、白紙の状態からのスタートでした。
私の悪い癖で、自分で自分を追い込み過ぎて結果煮詰まって行き詰ってしまうのです。
今回もあまりに焦っていたので、たった何日かのリハーサルや自習ですでに煮詰まりそうになっていました。
佐多先生や周りのメンバーも大丈夫だから自信を持ってと言ってくれるのですが、練習不足から来る恐怖を拭い去るのはなかなか難しかったです。
ですがちょうど、私の師匠である岸辺先生から、あなたのこと信じてるから煮詰まらないように!!ってメールが来て、かろうじて救われました。(と言うか、私の気持ちが見透かされているようなメールで、思わず先生良く分かったね!と言ってしまいました^^;)
あっという間に時間は過ぎ、なんとか大丈夫だろうと言うところまで来たのですが、自分の中に新たな問題が発生しました。
あまりにも代役の部分にばかり気を取られ過ぎて、他のソロパートなどが疎かになってしまっていたのです。
これも私の特徴ですが、とにかくぶきっちょ。
あっちもこっちも平行にやっていく事が出来なくて、頭の中も一杯いっぱいだし、ショートしそうでした。
でも、もう舞台まで来てしまったのだし今更パニックを起こしても始まりません。
もういいや!と半ば開き直って気持ち良く舞台を務めました。

自分の問題が落ち着いた頃に、別なハプニングが起きました。
私が最も信頼している男性ダンサーがゲネの最中にこれまた骨折。
責任感の強い彼は本番を2日間やり遂げましたが、袖から見ていても痛そうで、涙が出そうでした。
夏には彼と一緒に踊ることになっているので、今回の怪我は私にとってもすごくショッキングな出来事でした。

明日は我が身。怪我をしないようにしなきゃ!!

  


IT'S A SHOW TIME★☆

2007/05/13

ゴールデンウィーク明けの今週、3つ程舞台を見て来ました。
これがまた、ヴァリエーション豊かな3本でした。

1つ目はノイズム。
金森嬢さん率いるノイズムのメンバーの東京公演に足を運びました。
隅っこの方でコンテンポラリーを踊る私としては、やはり良いダンサーを見ると落ち込みます。
落ち込むというより、良い物は見るに限る!という結論に達します。
だって、へなちょこな自分をお見せするより素敵なダンサーの踊りを共に見た方が良いでしょ!!

そして2つ目は、コンボイショウです。
私が大変お世話になっている、大女優!?の舘さんも、いつもの舘形パワー全開でした。
アキレス切ったなんて遠い昔の事のように、2時間半をフルパワーでこなしていました。
そういっては何ですが、彼らは私より数倍先輩です。
あの盛りだくさんな舞台を、何日も連続でやるなんてすごい!の一言でした。
すぐ疲れた・・・を連呼してはいけないなと反省です。
やっぱり、楽しい舞台は良いですよね。素直に明日もがんばろ〜と思えました。
舘さんにもお会い出来たし^^

そして、3つ目は今日。
コンドルズさいたまスペシャルを見て来ました。
もちろん近藤良平さん率いるコンドルズの存在は知っていました。すごくメジャーなことも。
でも、拝見した事なかったんです。
ここ最近の私のテーマが、「お客さんを楽しませる舞台の研究」なので、これはもうコンドルズ行くしかないでしょう・・・と思い、行って来ました。

感想は、あたしもあぁいうのやりたい!!!!の一言でした。
もちろん作者である近藤さんの中には、緻密で入念に練ったストーリーが存在するんだと思いますが、見てる方としては、おじさんが学ラン着たりモモヒキを穿いて踊っている姿を見て、単純に面白いんです。
なんか、これがアリなんだよなぁ・・・と、舞台を創る人間としては考えさせられてしまいましたが、いちお客さんとしては最高でした。
話しのストーリーがどうのとか、社会に何を訴えているとか以前に、視覚でノックアウトされている感じでした。
もちろん綺麗なものも好きですし、社会に問いを投げかけるような舞台も好きですが、もう少し娯楽性のある舞台が創れないかなぁという思いが益々強くなりました。
やっぱり、見ながら眉間に皺がよってしまう作品よりも、笑って楽しんでもらえる舞台を提供したいとしみじみ思った今日のコンドルズでした。



  


ゴールデンウィーク

2007/05/05

ゴールデンウィーク真っ只中ですが、皆さんは如何お過ごしですか?
私は珍しくカレンダー通りに休みなので、音楽を聴き、本を読んで、映画館に毎日のように通い、家でもひたすらDVDを見ています。

10月の公演の為にも音を探したりしています。
こんなに何日も人に会わずに過ごすのもあまりないことなので、有意義に、自分の奥深くへと進んでいます。

そして来週は打って変わって舞台を3つ見に行く予定です。
たまたま見たい舞台がこの週に重なってしまっただけですが、インドアから急にアウトドアへという感じです。

行きたい美術展や写真展もあるし、でも踊らないとダメだし、時間はあるようで無いですよね・・・

何かに出会うってとても大切。
そして、自分自身ともまた出会わなくちゃ。

たくさん吸収してそれを踊りに還元できたらいいんだけどなぁ・・・



  


LIVE

2007/04/20

六本木スイートベイジルに、marimbist/vibraphonistでいらっしゃる、三村奈々恵さんのライブを聴きに行きました。
私は初めてマリンバを生で聴いたのですが、やっぱり音楽の力はすごいですよね。
お仕事の関係で三村さんとはお知り合いになったのですが、まだ日は浅く、彼女の演奏を聴くのは今日が初めてでした。
ダンサーである私がこんな事を言ってはいけないのかもしれませんが、やはり音楽にはかなわないなっていうのが素直な意見でした。
これまでも舞台で色々なプレイヤーの方と共演してきましたが、毎回聞き入ってしまって完全に脱帽状態になってしまいます。
実際の舞台の上でも、音に負けないようにしなきゃ!と奮闘しています。
バレエは総合芸術なので、もちろんその中に音楽も含まれますが、私達踊り手は音楽にものすごく助けられて踊っています。
コンテンポラリーの作品なんかは、使う音によって作品の良し悪しまで変わってきてしまうぐらい、音楽の持つ力は大きいのです。
こんなにも人を楽しませ、癒し、暖かい気持ちになれる音楽の世界。
果たして踊りにそれが出来るのか?
これまでも、これからも私にそれが出来るのか?
不安にもなり、じゃぁ私はなんで踊ってるんだ?と毎回極論に達します。
今更ミュージシャンに転向するわけにもいかないので、私は自分の身体を楽器にして音楽の良さに引けをとらないように精進するしかないのよね・・・・と言ってみたりするわけです。

私は3歳でバレエを始めて、自分の好きな事を職業としています。
これはものすごく幸せな事ではありますが、今の自分の夢は何なんだ?と自分に問う度に気付かされることがあります。
現状に満足しているわけでは決してないのに、どこかでこの状況から次ぎのステップへ行く事を忘れてないか?
夢が仕事になり、ハングリーさに欠けているんじゃないか?
ダンサーの寿命なんて高が知れています。
忙しい忙しいを言い訳にしていたらあっと言う間に踊れなくなる時が来てしまいます。

元来、フットワークの鈍いわたし。
もっともっとアクティブになって切り開いて行かなければと思う今日この頃でした。





この方が、三村奈々恵さんです。すごく綺麗な方です!
是非Websiteも覗いてみてください。

http://www.nanaemimura.com/index.html

  


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